FlashPlayer 9&Flash Professional 9 ActionScript 3.0 Preview&Flex2リリース

FlashPlayer 9とそのオーサリング環境であるFlash Professional 9 ActionScript 3.0 Preview(ただしPreviewなのはあくまでActionScript 3.0で、その他の機能はFlash Professional 8と同じ)
、それにくわえてFlex2がリリースされました。 Intel Macな方はFlash Player 9 Public Betaをどうぞ。

今まではFlashのオーサリング環境が提供された後にFlashPlayerがリリースされるというのが定番で、最新環境でオーサリングしても実行環境がないから新機能も使えないし、古いバージョンで書き出すということがよく行われていたのですが、今回は逆に実行環境であるFlashPlayerが先にリリースされたため、Flash 9がリリースされる頃には実行環境であるFlash Player9も浸透していることでしょう。なのでFlash9やActionScript 3.0の新機能を使ったコンテンツをすぐにユーザーに見てもらえることができます。

FlashPlayer 9は従来FlashPlayer 8.5としてリリースされる予定だったものです。変更点はActionScriptを実行するための仮想マシンがAVM2(ActionScript Virtual Machine 2) として生まれ変わり、ActionScript 3.0を実行できるようになりました。

ActionScript 3.0はよりJavaライクな構文になり、ECMAScript 4に準拠したものとなっています。以下はActionScript3の例です(Via.akihiro kamijo: コンストラクタ (と Singleton))。

package pattern {

public class Singleton {
private static var instance:Singleton;

// コンストラクタ定義
// 引数が PrivateClass のインスタンス
public function Singleton(x:PrivateClass) {
}

// Singleton クラスのインスタンスを返す関数
public static function getInstance():Singleton {
if(Singleton.instance == null) {
Singleton.instance = new Singleton(new PrivateClass());
}
return Singleton.instance;
}
}
// プライベートクラスの定義
private class PrivateClass {
}
}

そのほか、FlashPlayer 9とActionScript 3についてはAdobeのFlash担当者に訊く – Flash Player 9とActionScript 3.0何が変わる?が詳しいです。

FlashPlayer 9はFlex2の実行環境としても重要。なぜならFlex2のスクリプト部分はActionScript 3だからです。

ちなみにRIA制作環境であるFlex2ですが、Flex1ではMXMLからswfにコンパイルするソフトウェアをサーバー上にインストールしなければならず、またそのソフトウェアがすごく高かったのですが、Flex2ではMXMLからswfへのコンパイルはFlex Builder 2上で行えます(Flex Builder 2は$499です)。またうろ覚えで申し訳ないのですが、無料のFlex 2 SDKを使えば、Flex Builder 2などのソフトウェアを購入することなくMXMLからswfへのコンパイルが行えたかと思います。つまり、MXML(実態はXML)が編集できるテキストエディタさえあればFlex2なアプリケションを作成できるということです。サーバー上に追加でソフトウェアをインストールする必要がなく、また無料でFlex2なアプリケーションを作ることができるので、Flex2をつかったRIAが増えることは容易に予想できます。

ということで、皆さんもぜひFlashPlayer 9をインストールし、Flex2なアプリケーションを作ってみてください。

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