Adobe ColdFusionの次期バージョンであるAdobe ColdFusion 8 (コードネームScorpio)のパブリックベータ版がAdobe Labsから入手可能になっています。
Adobe ColdFusion 8の新機能や強化された機能は以下のとおりです。
- サーバーモニタリング
JVM(Java Virtual Machine)により消費されているメモリ量の監視、平均リクエスト処理時間、1秒あたりのリクエスト処理数、よく呼ばれているページ一覧、よく走っているクエリー一覧など。くわしくはこちら。
今まではサーバーを監視するまともな手段がなかったので、ボトルネックの把握がしにくかったのですが、これでだいぶ楽になりそうです。 - ラインデバッガ
Eclipseのプラグインとしてデバッガが提供されています。行単位でブレークポイントを設定したり、ブレークポイントでの各変数の状況などが確認できる模様。きっとJavaScriptをFireBugでデバッグするような感覚でCFMLをデバッグできるようになるはずです。 - AJAXインテグレーション
<cflayout><cfwindow>などのタグが追加されており、AJAXアプリが手軽に作れるようです。どうやらyui-extが使われている模様。 - オンデマンドプレゼンテーション
AdobeにはAcrobat Connect(旧Breeze)というオンラインプレゼン用のプロダクトがありますが、Acrobat Connectで作れるようなプレゼンテーションをオンデマンドで作成できるようです。つまり、クエリーを発行して、そのデータを元にプレゼンを動的に生成することが可能です。 - PDFドキュメントとのインテグレーション
ColdFusionがAdobeの仲間に入ったことで、PDFドキュメントの生成などがcfdocumentタグでできるようになったようです。 - プリンターのサポート
ColdFusionから印刷ジョブを作れるようになりました。帳票アプリなどでは便利かもしれないですね。 - 画像の作成
今まではImageMagickなどをcfexecuteして画像操作していたかと思いますが、画像操作がネイティブでサポートされたようです。なんでも画像操作系のタグや関数は50以上あるとか。CAPTCHAなどもColdFusionだけで作れてしまいますね。 - .NETのサポート
なんと、.NETのアセンブリをColdFusionから呼び出せるようです。なので、.NETの既存のビジネスロジックをColdFusion内で再利用するということが可能です。 - パフォーマンスの向上
サーバーパフォーマンスがかなり向上しているようです。知り合いはこのパブリックベータを入れたら、コード書き換えなしで3~4倍のパフォーマンス向上になったそうです。
私自身パブリックベータを使い始めたばかりなので、まだまだ知らない機能ももっとあるはずです。皆さんもぜひ使ってみてはいかがでしょうか。