prototype.jsによってArrayクラスに付け足される関数の解説

prototype.jsをインクルードすると、Arrayクラスにいくつか関数が付け加えられ、拡張されます。その付け足される関数の解説です。prototype.js version 1.4.0_rc4時点でのものです。

前にも話したとおり、prototype.jsをインクルードするとprototype.jsのEnumerableで定義されてる関数群はArrayクラスで使えるようになりますが、それ以外にも以下の関数が使えるようになります。

関数 clear()
役割 配列を空にします。戻り値は[]です。このメソッドは破壊的です。
使用例
var ary = [1,2,3,4];
var anotherAry = ary.clear();
//ary、anotherAryともに[]になります。
関数 first()
役割 配列の先頭要素を返します。
使用例
var ary = [1,2,3,4];
alert(ary.first());
//alert(1);と等価です
関数 last()
役割 配列の最後の要素を返します。
使用例
var ary = [1,2,3,4];
alert(ary.first());
//alert(4);と等価です
関数 compact()
役割 配列からundefinedとnullを取り除いたものを返します。このメソッドは非破壊的です。
使用例
var ary = [1,null,2,undefined,0,3,4];
var anotherAry = ary.compact();
//aryは元のまま、anotherAryは[1,2,0,3,4]になります
関数 flatten()
役割 配列を1次元にします。このメソッドは非破壊的です。
使用例
var ary = [1,[2,3,[4]],5];
var anotherAry = ary.flatten();
//aryは元のまま、anotherAryは[1,2,3,4,5]になります
関数 without(…)
役割 引数に渡した要素を配列から取り除きます。このメソッドは非破壊的です。
使用例
var ary = [1,2,3,4,5];
var anotherAry = ary.without(2,3);
//aryは元のまま、anotherAryは[1,4,5]になります
関数 indexOf(obj)
役割 引数に渡した要素objが配列の何番目か返します。見つからなかった場合は-1を返します。
使用例
var ary = [1,2,3,4,5];
ary.indexOf(2);
//この場合の戻り値は1です。
関数 reverse(inline)
役割 配列の要素を逆にして返します。引数inlineがfalseである場合、このメソッドは非破壊的です。
使用例
var ary1 = [1,2,3,4,5];
var anotherAry1 = ary1.reverse();
//ary1、anotherAry1ともに[5,4,3,2,1]になります


var ary2 = [1,2,3,4,5];
var anotherAry2 = ary2.reverse(false);
//ary2は[1,2,3,4,5]、anotherAry2は[5,4,3,2,1]になります
関数 inspect()
役割 配列をの中身をわかりやすい形式にして返します。
使用例
var ary = [1,2,3,4,5];
alert(ary.inspect());
//alert("[1, 2, 3, 4, 5]");と等価です。

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